ニコラス・ケイジ [ Nicolas Cage ]


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 ■個性派俳優 ニコラス・ケイジ [ Nicolas Cage ]


 
[1964年1月7日:アメリカ・カリフォルニア州生まれ]

 
フランシス・F・コッポラの甥。 ラブコメディーからアクションまで幅広い映画作品に出演している。
 高校を中退し、劇団で演技の勉強を始める。「初体験/リッジモンド・ハイ」で映画デビュー。

 
個性の強い顔立ちで数々の作品に主演。  「リービング・ラスベガス」ではアカデミー主演男優賞を受賞。



  ニコラス・ケイジ デラックスカラーシネアルバム

 幅広い役柄をこなす懐の深い性格俳優、ニコラス・ケイジ。

 出演作「バーディー」「コン・エアー」「シティ・オブ・エンジェル」などを含む完全フィルモグラフィーや
 作品アルバムを通して、彼の魅力に迫る。


 (レビュー Amazon.co.jp)





  天使のくれた時間

 ウォール街の企業の社長として成功している男ジャックはクリスマスイブの夜に妙な黒人男と出会う。
 その翌朝目覚めると、13年前に別れたはずの恋人と家庭を築き、2児の父となった「もう1人のジャック」
 となっていた。

 自動車用品店での仕事、典型的な郊外住まいの隣人たち、そして妻や子どもがそばにいる暮らし。
 それまでの人生とはあまりにも違う生活だったが、その生活を続けるなかでジャックはあることに
 気付いていく…。
 
 前半部のあらすじだけを紹介すれば、「もしもあのとき別の選択肢を選んでいれば別の
 (もっとすばらしい)人生が待っていたのに」という決して目新しくない話のように思えるのだが、
 後半になって意外な展開となる。まったく別の人生を選択したはずの2人のジャックは、
 やがて「お互いに近づいていく」のだ。

 家庭での安らかな幸せと、仕事で認められ昇りつめる幸せ、人は必ずしも
 「どちらかを選ばなければならない」わけではなく、本人の志と努力次第でどちらも手に入れることが
 できる。

 そんな非常にアメリカ映画らしいポジティブなメッセージがそこにはある。
 実はこの映画、ぱっと見の印象よりずっとヒネリが効いている。

 (レビュー Amazon.co.jp)


  ザ・ロック

 
脱獄不可能の刑務所があったアルカトラズ島に、神経性毒ガスを奪ったテロリスト軍団が観光客を
 人質にしてたてこもった。 タイム・リミットは40時間。

 FBIは化学兵器のスペシャリスト(ニコラス・ケイジ)と、33年前アルカトラズ島を脱獄したという男
 (ショーン・コネリー)を「ザ・ロック」と呼ばれる鉄壁の要塞へと送り込む。

  『ビバリーヒルズ・コップ』『トップガン』のプロデューサーコンビ、ドン・シンプソン&ジェリー・
 ブラッカイマーによる、スリリングなアクション大作である。『アポロ13』のエド・ハリスが、
 「テロを決行しなければならなかった」テロリストのリーダーとしての内面的葛藤を熱演してみせる。
 監督はマイケル・ベイ。

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  リービング・ラスベガス

 
脚本家のベン(ニコラス・ケイジ)は酒が元で会社をクビになり、妻子も逃げていった。
 かくして彼は、死ぬまで酒を飲みまくろうと全財産を持ってラスヴェガスに赴き、町で出会った
 娼婦サラ(エリザベス・シュー)を部屋に連れ込んだ…。

 マイク・フィギスが実話を許に監督・脚本・音楽を務めて描く、アル中男と娼婦の奇妙な愛の形。
 絶望的な雰囲気を底辺に漂わせながらも、どこかしら酔いにまかせた退廃の心地よさが映画的快楽
 と転じて、全編に覆いかぶさる秀作。ニコラス・ケイジは本作でアカデミー賞主演男優賞を受賞
 しているが、エリザベス・シューも負けず劣らずの熱演である。

 ボブ・ラフェルソンなどマニアックなゲストがチラホラ登場するのも、ファンにはたまらない。


 (レビュー Amazon.co.jp)


  あなたに降る夢

 ニューヨークの警官チャーリーは、底抜けに善良な正義の味方だ。
 ある日ウエイトレスへやるチップの小銭がなく、宝くじを出して「もし当たったら半額やる」と約束した。

 ところが、その宝くじがなんと400万ドルの大当たり! チャーリーは約束を守ろうとするのだが、
 そのチャーリーの善意は野心家の妻によって阻まれる。
 思わぬ「幸運」に戸惑うウエイトレス、そして…。

 ニューヨーク中の100を超えるスポットで撮影した、正真正銘の「ニューヨーク映画」である。
 摩天楼から下町、そしてヤンキースタジアムなど、数々の名所を背景に流れる、多くのスタンダード
 ナンバーが聴きものだ。ニコラス・ケイジが正直な警官チャーリーを、ブリジット・フォンダがウエイトレス
 を好演している。

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シティ・オブ・エンジェル

 セスはロサンゼルス一帯を受けもつ、かいがいしい天使だ。下界の住人をいたわりながら、
 彼らの苦悩を和らげるのが仕事である。その天使のセスが、1人の女性マギーに恋をした。
 セスはその恋のため、人間になろうとする。

 ヴィム・ヴェンダース監督の『ベルリン・天使の詩』を、ニコラス・ケイジとメグ・ライアンの主役でリメイク。
 「みごとなできばえ」とヴェンダースをうならせた作品だ。

 天使と人間の、ピュアで悲しい恋を描く。もどかしいほど不器用で、まっすぐなセスの愛。
 だが割りきった恋愛を求めてきた女性マギーには、とても鮮烈だった。

 全編を情感豊かに彩る、アラニス・モリセット、U2、ピーター・ガブリエルらが提供した楽曲が聴きものだ。
 モリセットは映画を見て感動し、主題歌を一晩で書きあげたという。

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  ウインドトーカーズ

 『フェイス/オフ』や『M:I-2』といった大ヒット作でハリウッドの敬意を得た香港アクション映画の
 大家ジョン・ウーが、独特のスタイルで第2次世界大戦を舞台にしたシリアスなアクション
 『ウインドトーカーズ』を作り上げた。

 長らくないがしろにされてきたアメリカ先住民ナバホ族の暗号通信兵(コード・トーカー)の大戦への
 貢献を題材にしてる。 彼らが話すナバホの言葉を使った解読不可能な暗号が日本軍を破るために
 用いられた。 この作品はアメリカ先住民の英雄たちへの立派な賛辞となっている。

 が、残念なことに、戦傷を受けた伍長(ニコラス・ケイジ)の話が平凡で重みを欠いてしまっている。
 彼は暗号通信兵(『スモーク・シグナルズ』のアダム・ビーチ)を護衛する任務を課され、通信兵が
 日本軍に捕えられそうになった場合は殺すようにとの極秘指令を受けている。

 その設定のお陰で得難い友情の複雑なドラマが成り立っているが、深みのない脇役キャラクターたちは、
 ほとんど感動的とも言える程くどくて絶え間ないアクションに耐えるハメになっている。

 「ウインドトーカーズ」はウーのトレードマークである弾丸の舞踏をこれまで以上にたっぷりと見せた
 作品として観るのがベストだろう。

 
(レビュー Amazon.co.jp)


 
フェイス/オフ

 ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジ。ハリウッドを代表する2大スターが激突した。

 マイケル・ダグラスが製作総指揮を務めた本作は、全世界でスマッシュヒットを記録。
 ジョン・ウーは、名実ともにハリウッドで巨匠の地位を手に入れた。

  FBI捜査官のショーン・アーチャーは、逮捕した凶悪テロリスト、キャスター・トロイの顔を移植。
 組織壊滅をねらっておとり捜査にのりだすが、今度はキャスターが彼の顔を移植して逃走。
 お互いの顔を入れ替えた2人は、再び対決する。

 「教会に群がる鳩」「2丁拳銃」「男と男の闘い」そして「友情」。
 ハリウッドに来てから少々影を潜めていた、彼のトレードマークともいうべきシークエンスがついに復活。
 ジョン・ウーの本領が存分に発揮された傑作アクションだ。

 (レビュー Amazon.co.jp)


 
スネーク・アイズ

 ボクシングのタイトルマッチを観戦していた国防長官が何物かに狙撃。たまたま近くに居合わせていた
 ぐうたら刑事リック(ニコラス・ケイジ)は、1万4千人の観客を足止めにしながら捜査を開始するのだが…。

  『アンタッチャブル』などで知られるブライアン・デ・パルマ監督が手掛けたスタイリッシュ・サスペンス
 映画。 冒頭13分間の長回し撮影など、サスペンスの巨匠ヒッチコック監督を敬愛する彼ならではの
 映像へのこだわりが随所に表れるのが楽しい。

 ドラマの方もひねりにひねりまくっており、劇場公開時は観終わって「?」となった観客も続出。
 とりあえずエンドクレジットが終わっても画面を凝視しておいた方が賢明だろう。
 音楽は坂本龍一が担当。

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8mm

 ペンシルバニアに住む家庭的な私立探偵ウェルズ(ニコラス・ケイジ)は、ある大富豪邸に招かれ、
 その未亡人から夫の遺品の中にあったロリータ残虐8ミリ・フィルムを見せられる。

 そのフィルムの中で惨殺された少女の安否など、さまざまな謎を解くように依頼を受けたウェルズは、
 やがてハリウッドのアンダーグラウンド・ポルノ業界の中へと入り込んでいくが…。

 おぞましきスナップ・フィルム業界の内幕をえぐるとともに、いつしかその危険な罠にからまっていく
 男の恐怖を描いたアブノーマル・サスペンス映画。娯楽大作職人として知られたジョエル・シュマッカー
 監督の転換期ともいえる意欲作だが、現実はこの程度のレヴェルではすまされないほどすさまじい
 ものだとか。

 脚本は『セブン』のアンドリュー・ケヴィン・ウォーカー。

 (レビュー Amazon.co.jp)


 
コレリ大尉のマンドリン

 第2次世界大戦下、ドイツ&イタリア軍が占拠するギリシャのケファロニア島に、マンドリンを背負った
 イタリア軍のコレリ大尉(ニコラス・ケイジ)が駐屯してきた。

 戦争で心変わり果てた恋人に絶望していた島の娘ペラギア(ペネロペ・クルス)は、次第にコレリの
 明るい人柄に引かれていくが…。

 アカデミー賞7部門に輝いた『恋におちたシェイクスピア』のジョン・マッデン監督が、戦時下を舞台に
 人間の優しさと誠実さ、そして運命の悲劇を描くラブストーリー。

 いかにもイタリア人といった陽気な男をN・ケイジが好演。ふたりの男の間で揺れ動くP・クルスの
 気品高さもいい。表面的にはのどかにドラマは進行するが、クライマックスでいきなりスペクタクル
 映画なみの戦闘シーンが始まるのには、びっくり。
 

 (レビュー Amazon.co.jp)


 
救命士

 毎夜ニューヨークの街を救急車で走り続ける腕利き救急士のフランク(ニコラス・ケイジ)は、
 あまりにも多く繰り返される惨劇に神経を擦り減らしていた。そんな彼の前に、今まで彼が
 救えなかった死者の亡霊たちが現れる。

  『タクシー・ドライバー』 『レイジング・ブル』のマーティン・スコセッシ監督、脚本ポール・シュレイダー
 の名コンビが久々に手掛けたヒューマン・ダーク・ファンタジー。

 このコンビならではの暴力的ハイテンション感覚は俄然健在で、彼らの手によってNYは再び悪夢の
 街と化していく。

 そんな中、己を必死に保とうともがく主人公をニコラス・ケイジが熱演。彼が唯一救いを見いだす
 女性メアリー役で、パトリシア・アークエットが魅力的に花を添えている。

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コン・エアー

 妻を護るために殺人を犯したポー(ニコラス・ケイジ)は、8年の刑期を終え、愛する家族の元へ
 帰るべく連邦保安局の空輸機に乗ったところを、サイラス(ジョン・マルコヴィッチ)ら囚人グループ
 たちにハイジャックされてしまう。ポーは外部の連邦保安官ラーキン(ジョン・キューザック)の協力を
 得ながら、サイラスらと壮絶な闘いを繰り広げていく。

 空に陸にとド派手なアクションを繰り広げていくヴァイオレンス・アクション大作で、製作は見せ場の
 過剰連続映画ならお任せのジェリー・ブラッカイマー。

 監督のサイモン・ウエストは、これがデビュー作となった。クライマックスなどで蛇足な部分もあるが、
 囚人たちひとりひとりの面構えが個性的でよく、往年のロバート・アルドリッチ監督作品を彷彿させる
 部分もあり。 キャストの魅力で光った佳作である。

 (レビュー Amazon.co.jp)


 
60セカンズ

 フェラーリやキャディラックなど、高級車ばかりをねらう窃盗団のクライムアクションムービーだ。
 わずか60秒でどんな車でも盗みだすメンフィスは、そのスジでは伝説的な存在となっている。

 そんな彼が弟の命を救うため、巨大な組織から引き受けたのは、24時間以内に超高級車50台を
 盗む仕事だ。腕利きたちが集結し、無謀ともいえる大窃盗プロジェクトがスタートする。

 防犯装置をものともせずに、鮮やかな手口で次々と車を盗みだすシーンは痛快で、アクションシーンや
 カーチェイスも見ごたえたっぷり。ニコラス・ケイジ扮する伝説の車泥棒と、昔の泥棒仲間たちの間に
 くり広げられる義理人情が、さらにストーリーを盛りあげる。

 共演は、『17歳のカルテ』で強烈な個性を放ったアンジェリーナ・ジョリー。
 男くさいドラマに華やかな色を添えている。

 (レビュー Amazon.co.jp)


 
赤ちゃん泥棒

 泥棒(ニコラス・ケイジ)と警官(ホリー・ハンター)がなぜか仲良くなってしまい、めでたく結婚。
 しかしなかなか子どもができずに悩んでいた折り、TVで5つ子が生まれたというニュースを聞いて
 「5人もいるならひとりくらい盗んでも!」とばかりに、夫婦で赤ちゃん泥棒を行ってしまうのだが…。

 ジョエル&イーサン・コーエン兄弟の出世作ともいえるコメディ映画。
 冒頭の刑務所シーンからして、早くもコーエン映画ならではのひねった描写が矢継ぎ早に展開されて
 いくおもしろさ。

 赤ちゃんを盗んでからのおとぼけとドタバタをミックスさせた騒動の数々も微笑ましく、
 しかも最後にはホロリとさせられてしまうのだから、なかなかしたたかなもの。

 後に続くコーエン映画の魅力を解析する上でも欠かせない佳作である。

 (レビュー Amazon.co.jp)

 

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